PROFILE
- ジェットスター・アジア航空 【客室乗務員】
- 経済学部 (2018年3月) 卒業
- 【香川県】 県立津田高等学校出身
海外に住みながら、
さまざまな国の人と出会い、英語を使って仕事をする。
まさに私の天職です。
海外で働くことを考えるようになったキッカケを教えてください。
昔から海外への関心が高かった私は在学中にも数回海外留学を経験しています。1年次の夏にフィリピンへ初めての語学留学に行きました。日本と比べて住宅やトイレなどあらゆる場面で生活水準に大きな差があったことに衝撃を受けました。そしてその冬には、KIUの短期海外研修としてシンガポールを訪れました。この時が、シンガポールへ降り立った初めてのときです。シンガポールの印象は、オフィスやコンドミニアムなど高層ビルが立ち並び、どこも綺麗で洗練された街だなと感じました。
この他にも在学中にいくつかの国を訪れていますが、海外での仕事に就こうと思ったキッカケと聞かれればアメリカへの1年間の交換留学だったと答えます。それまでの私の海外経験は留学も旅行もアジアばかりで、欧米の雰囲気というのは新しくとても新鮮でした。留学中は初めての寮生活を経験し、世界中から集まる多国籍の学生たちと交流する毎日は刺激的で、長期休暇にはカナダやメキシコへ旅行に行くなどアメリカでのキャンパスライフを楽しむことができました。勉強面では他の学生に比べて英語力が高くなかったために悔しい思いをすることもありましたが、それも今では良い思い出です。これらの経験が将来の夢を海外に描くようになったキッカケになりました。
留学プログラム海外で働くことを目標としたときに、
外資の客室乗務員を選んだのはなぜですか。
将来の夢を海外に描くようになったときに、仕事を選ぶ条件として自分の中で譲れないものが2つありました。一つは「海外を拠点としてたくさんの国を訪れることができる」こと。これは、在学中の留学や旅行経験で味わった未知の世界と交わっていくという好奇心を持ち続けたいという想い。もう一つは「仕事で日常的に英語を使う」ことでした。
この2つの条件を満たし、私の夢として思い描けたのが外資の客室乗務員だったのです。もちろん、皆さんがイメージされるように外資の客室乗務員へのハードルは非常に高く、中途半端な決意で目指せるものではありません。日常会話レベルの英語力だけでなく、英語で行われる面接試験、接客業に携わる資質など、身につけなければならない能力は計り知れないほどで、私一人の力では到底叶えられない夢でした。しかし、アメリカでの1年間の留学経験をはじめ海外での経験は、私に新しい夢を描かせ、その夢へのチャレンジを決意させるほど、私の人生にとって最も大きな影響を与えた経験だったのです。
では、そんな大きな夢を叶えることができたのはなぜですか。
やはり一番の理由は、夢を実現させたいという私自身の強い想いがあったからだと思います。そして、そのために惜しみないサポートをしてくださったKIUの先生や職員の方々の存在です。KIUは少人数制のクラスのため学生と先生の距離がとても近く、分からないことがあれば授業中でも気軽に聞くことができますし、先生の研究室へ伺っても快く受け入れてくださります。
勉強だけでなく、将来のことやキャリアについて相談に乗っていただいたことも一度や二度ではありません。就職活動中には、キャリアセンターの担当の方をはじめ職員の方々に毎日のように、書類の添削や面接練習など熱心に指導していただきました。私が夢を叶えられたのはKIUで学んだからと言っても言い過ぎではないと思っています。
キャリアサポート実際に夢を叶えてみて、
仕事の魅力をどのようなところに感じていますか。
私が現在担当している客室乗務員としての業務は、主に機内サービスと保安管理の2つです。機内サービスではお食事やお飲み物の提供、免税品の販売から離着陸の非常時の注意事項などの説明を行います。もちろん全て英語です。保安管理は、急病人への緊急処置や悪天候時の機内の安全確保など客室乗務員としてどちらも大切な仕事です。
これらの他にも、空の上という様々な制限がある環境の中で予期せぬ出来事が起こることも日常茶飯事です。そんな時に、弊社のvalueの一つでもある“consistently can-do attitude”を大切にして柔軟に自ら考え、一緒に働く多国籍のクルーたちと協力して行動に起こすことができる環境が大きな魅力だと感じています。この環境で働くことができる幸せを噛みしめながら毎日飛んでいます。
Jetstar culture and values最後に、これからの目標について教えてください。
就職しシンガポールでの生活を始めて約半年になり、プライベートでは食事やショッピングへ出かけたり、休日にはサイクリングを楽しむなど余裕ができてきましたが、語学はまだまだスキルアップが必要だと感じています。特に仕事において接客英語の言い回しは、勉強と経験を積まなければいけません。
業務内容には慣れてきたので、お客様に対する目配り、気配り、心配りといった「プラスα」のサービスを提供できる客室乗務員として成長したいです。また、もうすでに新入社員どんどん入ってきているので、彼らが分からないことや悩みを持った時にサポートしてあげられる立場でいられるようにと思っています。