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神戸国際大学を選んだ理由を教えてください

スポーツでケガしたことをきっかけに、理学療法士になりたいと思い、進学先を探していたところ、オープンキャンパスに参加した際、学生スタッフの先輩方の人前でも堂々とした姿や、自分から率先して動く姿を見てこの大学に進学して私も先輩方のようになりたいと思い、この学部に入学しました。また、先生方も現役の理学療法士の方が多いので、教科書の内容だけでなく、今の臨床のスタンダードなども教えてもらえるのでそこが強みだと思ったからです。

大学生活で特に頑張ったことはありますか

もともと人前で話すことへの苦手を払しょくするために、授業での発表やグループワークに主体的に取り組みました。授業以外にもクラブ活動DPLS(防災救命クラブ)や、オープンキャンパスの運営に参加し、グループで物事を進める時も、積極的に意見を述べることができるようになりました。また、DPLSでは、課外活動で高齢者の方や障害をお持ちの方と話す機会があり、初めは緊張やどのように接したら良いのかわからず会話も続かない状態でしたが、学内、学外などでたくさんの人と接する機会を自分から作っていろいろな人と会話することによって楽しく会話が続くようになりました。おかげで就職時の面接試験でも活かすことができたため頑張って良かったと思いました。

入学してみてよかったとおもうところは何でしょうか。

 理学療法学科の良いところは経済学部に比べ学生の人数が少ないため、学生同士の仲が良く、先生との距離が近いため質問や相談がしやすいところです。また、DPLS部という部活があり、他の学校では取得できない資格が学生のうちに取得できたり、先輩との繋がりができるので先生だけでなく先輩と関わる機会も多いところです。私が実習前やテスト前で不安に思っていた時、先輩とご飯に行ってアドバイスをもらったり、就職活動を行う時にまずどう行動して良いのかわからなかったので、先輩に相談してアドバイスをいただいたりしました。

授業を受ける中で興味を持つようになった分野を教えてください。

興味を持った分野はスポーツです。理学療法士を知ったきっかけもスポーツで、KIUスポーツサポートチームにも参加し、実際に現場でトレーナーとして働いている先生のお話を聞き、病院で働くよりも大変なことは多いですが、チームが勝利した時の喜びなど、他の分野では味わえないようなやりがいや喜びがあるのを知り、更に興味が湧きました。

特に印象的だった学びを教えてください。

印象的だったのは解剖学の授業です。初めての授業で理学療法士になる上でとても大事になる基礎の授業だったのですが、解剖を教えてくれた先生が覚えやすいように語呂合わせを作ってくれたり、実習や国家試験対策でも使えるような資料を作ってくれたおかげで記憶に残りやすかったからです。先生もとても熱心で、解剖の内容だけでなく、人として大事なことも教えてくれてそれからの人との関わり方も変わって実習先でもバイザーと良好な関係を築くことができました。

将来の目標や志望業界が明確になった時期と、そのきっかけ、理由を教えてください。

4年生の4月時点で自分が理学療法士になりたいのかもわからなかったのですが、ちょうど、新型コロナウイルス感染症が流行した年で(2020年)、4年生の長期実習が短くなってしまい就職活動と実習と国家試験対策を同時進行しなければならないことに焦ってキャリアセンターの職員の方に相談しました。自分だけではわからなかった将来がキャリアセンターの方とやり取りをしていく内に明確になってきて、4月の終わりに市立敦賀病院を志望することが決まったタイミングで病院からの募集がきたので受験しました。

就職サポートは、どのように役立ったかを教えてください。

職員の方と、就職に関係のない世間話から将来どうなっていたいかなど、リラックスした雰囲気で話しやすく自分でもわからなかった将来について自分の考えを一つずつ聞いてくれてまとめてくれたおかげでどんどん明確になっていきました。小論文の添削や面接練習などとても丁寧にご指導していただいたおかげで自信を持って試験に臨むことができました。他の大学よりも小論文や面接は徹底的に練習して試験に臨んでいたことが大きかったと思います。

就職先を選んだ理由を教えてください。

小学生の頃に入院したことがあり、その際に先生や看護師の方がとても優しく、不安な気持ちも察してたくさん話しかけてくれて患者様に対して細かいところまで気遣いができる病院であるため、自分も患者様に対して細かいところまで気遣いのできる理学療法士になりたいと思い、選びました。

今後の目標を教えてください。

例年より新型コロナウイルス感染症のため、短い実習しか行けていないので就職してから1日でも早く仕事に慣れて、患者様に最適なリハビリを提供できるようにしたいです。

(記事内容は取材当時のものです。)

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