自らの行動が世界を変えるキッカケになるためには、世界一の企業で働くことが一番の近道だと信じています。

授業のなかで知った「フェアトレード」との出会いが
人生を方向づける大きなキッカケになりました。

在学中に、世界の観光ビジネスや途上国の現状から日本各地の地方自治体を題材として幅広く学ぶ機会が多くありました。在籍していたゼミでは、地方自治体の方や仲間たちと一緒になって「どのようにすれば今以上に観光客を増やすことができるのか?」という課題に地方振興事業の一環として取り組みました。

そんな大学生活の中で私が最も注力したのは、開発途上国との「公平な貿易」を推進する「フェアトレード推進活動」です。例えば、地元商店街で期間限定カフェの運営、オリジナルチョコレートを企画して販路開拓のための営業や販売を行ったこともあります。また、高校からの依頼で「フェアトレード」を学んでもらうための出張授業などを経験することができました。KIUでは、実践的なフィールドワークなど本当に自分自身を成長させてくれるさまざまな機会がありました。そのおかげで、卒業時には入学時には持ち得なかった多角的な視野を持てるようになりました。現在の会社へ就職することになったキッカケも実は「フェアトレード」でした。



お客様の声を聞き、ブランドへと反映させる研究員。
ネスレブランドを作っていく最前線に立っています。

私が勤める会社は、「キットカット」や「ネスカフェ」で親しまれる世界最大の外資系食品飲料企業です。この主力商品の一つである「キットカット」に農作物のサステナビリティな調達のための国際認証であるUTZ認証ラベルが付いているのを知ったことから、世界を変えるためには世界一の食品飲料企業で働くことが近道だと強く感じたことが入社のキッカケでした。

現在の具体的な仕事は、コミュニケーターとしてお客様の「生きた声」を直接伺い、ネスレブランドにどのように反映できるかを研究する、いわば「研究員」のようなものです。社内で唯一、お客様と直接コミュニケーションを取ることができるセクションで、これからのネスレブランドを作っていく最前線で働くことができる仕事にとてもやりがいを感じています。



世界各地を活躍のフィールドとして
「食」を通じで公平な世界を築き上げていきたい。

将来は現在の仕事で経験を積みながら、先進国である日本国内のお客様ニーズを掴んだ後に、世界中に広がるネスレの活躍のフィールドで開発途上国を中心に世界各地を回り、「食」を通じて公平な世界を築き上げていきたいと考えています。そのためにも、今は語学力やビジネススキルを更に高めるために全力を注いでいます。

(記事内容は取材当時のものです。)

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