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防災救命クラブが、学長への「ぼうさい甲子園」特別賞受賞報告会を行いました。

2021年1月29日(金)に学長室において、本学の防災救命クラブ(DPLS:ディプルス)により「ぼうさい甲子園」の特別賞受賞報告会が行われました。

DPLSが受賞した「だいじょうぶ賞」は、防犯や安心・安全なまちづくりを目指す優れた取組みに対し授与されます。地域住民や留学生を対象にした防災・減災セミナーの開催や、学生インストラクターとして市の救急フェアに参加した実績が認められ、特別賞を受賞することができました。

報告会には、現在の部長である理学療法学科3年生和田実志さんと以前部長を務めていた理学療法学科4年の柿本崇宏さん、小枝英輝DPLS顧問、西畑賢治学生部長の4名が代表として参加しました。

学生二人は初めて入る学長室に緊張しながらも、受賞報告と喜びを伝えました。また、先日実施された防災・減災セミナーや、応急措置の啓発活動、地域高齢者向けの健康体操指導など、さまざまな活動の様子や、新型コロナウイルス感染症の影響により例年のように活動できなかった事、そのような中でも活動を進めていることが報告されました。(写真左から和田さん、柿本さん、小枝顧問)

報告を聞いた辻学長はDPLSの活躍を労い、受賞について共に喜びました。また、DPLSが毎年のように行う学会発表について、「普段の活動だけでなく、アカデミックな挑戦は他の学生の刺激になっている。大学生として研究も続け、活動の幅を広げて欲しい。」と励ましました。

また、受賞にあたりDPLSの小枝顧問は、「学生の活動が評価され嬉しく思います。活動を通して学生が成長することを実感しています。最初は不安げな学生も、しっかりと前に出て発表することができるようになります。その成長が活動をより活発にすることにつながるので、今後も様々な挑戦を続けて欲しい。」とコメントしています。(写真左から西畑学生部長、辻学長)

■代表者のコメント

学長への報告会は緊張しましたが、日々の活動について伝えることができて良かったです。私はDPLSの活動だけでなく、六甲アイランドの消防団の活動もしており、日々防災や救急救命とかかわりが深い活動をしています。ですが、ぼうさい甲子園に受賞した他団体の活動を見ると、まだまだできることがあると勉強になりました。これからも活動に力を入れていきたいです。

リハビリテーション学部 理学療法学科3年
DPLS部長 和田実志

 

部活動としてやってきた地域防災やインストラクターなど、さまざまな評価されて嬉しく思います。この評価は自分たちがやってきたことだけでなく、今までの先輩たちから受けついてきた結果だと思います。DPLSの活動は、伝えることを通して自分自身の勉強にもなりました。今後、医療従事者として働くうえで、学んできたことを役立てたいと思っています。

リハビリテーション学部 理学療法学科4年
DPLS前部長 柿本崇宏

 

■ぼうさい甲子園とは
1.17 防災未来賞「ぼうさい甲子園」は、兵庫県と株式会社毎日新聞社および公益財団法人ひょうご震災記念21 世紀研究機構(阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター)の共催により実施されています。阪神・淡路大震災の経験を通して学んだ自然の脅威や生命の尊さ、共に生きることの大切さを考える「防災教育」を推進し、未来に向け安全で安心な社会をつくるため、子どもや学生が学校や地域において主体的に取り組む「防災教育」に関する先進的な活動を顕彰しています。

■リンク
令和2年度ぼうさい甲子園特設サイト
・兵庫県(1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」)
・毎日新聞社(ぼうさい甲子園
・阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(ぼうさい甲子園