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臨床実習Ⅱ:学内での臨床講義と演習による症例理解を深めました

新型コロナウイルス感染症再拡大の影響を受け、リハビリテーション学部の3年生が、11月末から3週間実施予定だった臨床実習Ⅱ(評価実習)が学内対応となりました。
貴重な臨床現場での体験になるべく近づけるために、臨床でご活躍の理学療法士の先生方にご協力いただき、オンラインも駆使しながら、2回に分けて学内で臨床講義や直接の指導をしていただきました。

第1回目は、実習で学生が多く遭遇する中枢神経疾患と整形外科疾患の2症例についてご講義いただきました。
ご提示いただいた症例をもとに、学生たちは、ゼミ教員の指導のもと、2週間かけて、理学療法治療を組み立てる上で基礎となる「症例の解釈」を深め、「妥当な問題点」を出す演習を行いました。

新型コロナウイルス感染予防のため、距離をとって、感染予防をしながら講義に臨みました。

第2回目は、ゼミごとに考え、まとめたレジュメをもとに症例発表を行い、各々が臨床講師からフィードバックをいただきました。学生自らの手で触れる体験はできませんが、日頃、教科書でしか理解できていなかったことを、具体的な症例を通して臨床的な思考を深めることができ、貴重な学びとなりました。