NEWS

  • お知らせ

オンラインで地域の障がい者団体の方とディスカッション形式の授業を行いました。

 

11月10日(火)、リハビリテーション学部理学療法学科3年生対象の授業「地域理学療法学演習」において、地域の障がい者団体の方と学生とのディスカッション形式の授業を行いました。この意見交換会は、今年で5年目になり、今回は新型コロナウイルスの影響もあり、スピーカーの方と受講学生をオンラインでつなぎ実施しました。

授業では、おかもと障害者地域生活支援センター様のご協力のもと、障がい者やそのご家族・保護者、施設の方13名、手話通訳者2名にお越しいただきました。授業では、病気のことや当事者や家族側から理学療法士に臨むことなどの話を聞く機会となりました。

今回はオンライン形式ということもあり、肢体障害・聴覚障害・知的障害・精神障害の4つパートごとに、どのような障害であるかの説明や、当事者の経験談、家族から見た当事者の様子や接し方などのお話を聞き、また、実際の当事者を紹介した動画を見た後に、学生からの質問に回答していただきました。

学生からは、「PTとして、どう接したらいいか」、「家族として気を付けて接していることはあるか」など様々な質問がありました。

参加した学生からは、「当事者様のお話を聞き、障がいを持たれた方だけでなく、人と関わる時には、相手に安心と信頼をして貰える事が大切であると気付きました。また、私たちが日常何気なく生活している社会にも沢山の不便がある事を知りました。そして、「今何ができるのか、将来PTとしてどのような支援ができるのか」を考える良い機会を頂きました。私は、心身共にサポートができるPTになりたいと思いました。といった声もありました。

なかなか慣れないオンラインの場ではありますが、このような取り組みを継続できたこと、そして、学生たちにとって、貴重な学びの一つになったことにご協力いただきました皆様、ありがとうございます。

■お越しいただいた施設について

おかもと障害者地域生活支援センター 様
東灘区聴力言語障害者福祉協会 様
手話サークルうはら 様
東灘区肢体障害者福祉協会 様
神戸市重度心身障害児者父母の会東灘支部 様
就労支援つぼみ 様
地域活動支援センターわかば 様
木の芽家族会 様
ひがしなだ障害者地域生活支援センター 様
生活介護事業所 オリンピア住吉東様
就労継続支援B型事業所 ぽこぁぽこ様