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神戸国際大学学術研究会主催2016年度第1回講演会が開催されました

6月4日(土)13:30~本学にて、「学術研究会主催 2016年度 第1回講演会」が開催されました。

◆テーマ「琵琶法師の世界~八百年続く平家の語りと琵琶の調べ~」
 曲目: 祇園精舎、敦盛最期、那須与一、先帝御入水 

◆講師 荒尾 努先生
平曲(正調平家琵琶)弾き語り奏者。1979年東京生れ。1999年故金田一春彦先生・須田誠舟先生の下で、平曲を学び始め、現在も指導を受ける。現在は、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、三菱重工業㈱航空宇宙事業本部に勤めながら、数少ない平曲継承者として、一人でも多くの人に平家の語りを聞いてもらうため、平家一門の素晴らしさを伝えるために、平家ゆかりの厳島神社、六代御前墓所や京都の地蔵寺を始め、全国の神社仏閣、小中学校(教科書)、大学、NHK大河ドラマ「平清盛」展など平家に関連する各種イベントを中心に年間で50回近く積極的に演奏、講演活動を行っている。また、2005年からは宮島観光大使に就任、2007年からは慶應義塾大学非常勤講師となり、活躍の場を広げている。2014年からは平家伝習所を開設し、弟子の育成に当たっている。

 平家ゆかりの地、神戸において現代に引き継がれた平曲の弾き語りを聴くことができる貴重な機会でした。日本語の美しさに触れ、琵琶の響きに耳をすませ、800年前に思いをはせる豊かなひと時となりました。
 本日は大変多くの皆様にお越しいただき、ご好評をいただくことができました。
 ご来場下さいました皆様、ありがとうございました。