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- お知らせ
山本ひとみゼミで神戸の老舗帽子専門店「Maxim(マキシン)」の工房を見学しました
12月13日(水)、昨年に引き続き今年も山本ひとみ教授のゼミナールⅡで神戸の老舗帽子専門店「Maxim」の工房を見学しました。
1940年創業の老舗帽子専門店「Maxim(マキシン)」は皇室御用達の伝統ある会社です。
株式会社マキシンは、一般向けのファッション帽子や、交通機関や官公庁向けの帽子、オリンピック日本選手団の制帽など、幅広いジャンルの帽子を扱っています。
職人技の「技術」と「帽子づくりへ」の奥深い想いは色あせず進化し続けていました。

最初に帽子の種類などの知識をレクチャーしていただき、その後工房に移動し見学しました。ゼミ生にとっては、初めての工房見学でしたがとても楽しく勉強できたようです。




Hat modiste
モディスト ハットデザイナー
大平 千鶴子氏(おおだいら ちづこ)
モディスト(自ら型を作り帽子を創作する技術者)の大平千鶴子氏はフランスの国際帽子コンクールで総合グランプリを受賞など、数々の賞を取られているハットデザイナーです。学生達に丁寧に技術や創作について説明してくれました。





学生の感想
● 楽しかったし、職人さんという仕事はとてもかっこよくて憧れました。 あんなにも機械に頼らずに人の手で帽子を作っていることに驚きました。販売価格がなんであんなに高いのかと思っていましたが、見学を通してたくさんの高度な技術が必要と知って安いぐらいだなと思いました。そして85年続いている帽子づくりを途絶えさせないことが大事だと思いました。
● 帽子の製造方法など未知の世界で気にしたこともありませんでしたが、職人さんの実際の作業を目の前で見られたことがとても印象に残っています。
● 自分の知らない名前の帽子の形が多く、とても勉強になりました。顔の形によって似合う帽子もパンフレットに記載されており、私自身とても役に立ちました。
● 職人さんのひとつひとつの動きの速さに驚きました。自分が想像してたスピードの5倍くらいあったのでとても感動しました。
● 長年の積み重ねで得てきた信頼で色々な所から依頼を受けておられる老舗の風格を感じました。その期待に応え続けることで、お客様からの信頼を得ていくことが長続きするブランドの秘訣なんだと感じました。
● 帽子を作っている現場を実際に見たことで、ものづくりの面白さなどいつもの授業とは違う部分を知ることができました。なので、ものづくりや帽子など今までよりも視野を広げて興味を持っていくことが重要だなと思います。