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リハビリテーション学部 評価実習前OSCE を行いました

10月19日(土)、理学療法学科の3年生を対象に、11月末から始まる評価実習に向けたOSCE(客観的臨床能力試験)※を実施しました。
※OSCE(Objective Structured Clinical Examination)、通称「オスキー」とは、技術(問診・検査測定・治療など)や態度(コミュニケーション・患者への接し方など)を点数化することで、学生の臨床能力を客観的に評価するものです。

本学のOSCEは、日頃から臨床実習でお世話になっている臨床の先生を評価者としてお招きしているのが大きな特徴です。
教員とペアになって評価することで、より客観的に学生の臨床能力を伸ばすことを重視しています。

試験は、あらかじめ提示された複数の模擬症例と課題のなかから、ランダムに整形および中枢疾患の2課題が出題されました。
整形症例では、具体的な疼痛問診による状況判断や、検査測定の正確性、リスク管理能力などが問われます。

中枢症例では 、 患者 さん自身でできる動作を判断しながら、それに応じた介助や、杖の調節、リスク管理能力などが求められます。

共通して 、患者さんへの丁寧な接し方やコミュニケーションの取り方なども大切な技能の1つです。
いつもの練習相手(気心知れた同級生)とは勝手が違い、患者役は臨床実習の経験を積んで国家試験勉強中の4年生。
その ″名演技っぷり“ に、臨床実習さながらの緊張感と真剣さが伝わる試験会場でした!

実技終了後は、個別にフィードバックを行い、臨床の先生から熱心な実技指導やアドバイスを沢山いただきました。
臨床実習前に直接貴重な指導をいただけることが、本学OSCEの醍醐味です!
このOSCEを通して、どの学生にとっても沢山の学びと発見が得られたことでしょう!
後日、受験学生全員で「良かった点」や「改善点」などのフィードバックを行い、評価実習までに更なる臨床能力の向上を目指します!

最後
に 、 日頃 から 本学 の 臨床実習教育 にご 理解 いただき 、 OSCEにも快くご協力くださいました外部講師の方々に心より感謝申し上げます。