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三年ぶりのトライやる・ウィークを実施しました

今年は9月5日から9月9日に3年ぶりのトライやる・ウィークで本学に中学生が戻ってきました!
トライやる・ウィークは、中学生が職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒一人一人が自分の生き方を見つけられるよう支援することを趣旨としています。
また、「トライやる・ウィーク」への取組を通じて学校・家庭・地域社会の連携を深め、社会全体で子どもたちの人間形成や社会的自立の支援を行うことで、子どもたちを中心とした地域コミュニティの構築へと発展することを期待するものであります。
今回は本学に神戸市立向洋中学校より4名の中学生が来てくれました。

一日目はキャンパスツアーでの挨拶回りや、秋卒業式の準備、パイプオルガン体験などと楽しい活動で笑顔があふれていました。中には吹奏楽部の生徒もおり、印象に残ったという意見も挙がりました。

二日目はキリスト教センターでエネルギー変化や児童労働などの世界の問題をSDGsにつなげて学んだり、ブルーリー潰瘍についておしえていただいていました。

残りの二日間は図書館での活動や平和について考えていただき、将来に活かして頂ければと思います。

■参加中学生コメント

・アフリカの子たちの水が手に入れられないことや、教育が受けられないなどという話を聞いて、自分たちは今までもこれからもたぶんずっと平和な暮らしができているだろうから今の生活がすごくありがたく感じました。

・音楽の授業でパイプオルガンについては関わっていますが、弾いたり近くで聞いたりすることが出来なかったから良かったです。それに、パイプオルガンの鍵盤が軽かったりスイッチの音の種類が効果音などもついていて、思っていたことと違い驚きました。

.KIU(神戸国際大学)にはパイプオルガンがあると知り、「弾いてみたいな」と思い今回KIUを選びました。SDGsを学んで、自分が知らなかっただけで世界には学校に通うことができなかったり、難病で苦しんでいる子どもがいることを知りました。私も自分ができそうな、食品ロスを減らしたりと少しずつSDGsに取り組みたいなと思いました。

・KIUのチャペルにはとても大きなパイプオルガンがあり、その音色を聞きながらの礼拝体験はとても心休まるものでした。KIUでは今、積極的にSDGsに取り組んでいて自然を大切にするためにKIUFarmで手作りの農薬や肥料を使って沢山の野菜を育てています。薬品が入った農薬には勝てませんが、自然由来の農薬でもとても立派に育っていました。機会があればまたKIUの職業体験をしたいです。

★この記事は、兵庫県が中学生を対象に実施している職場体験「トライやる・ウィーク」で本学を訪れている、神戸市立向洋中学校2年生の4名の生徒さんたちが自分たちの活動をお互いに取材し作成されました★

■リンク

神戸市立向洋中学校
地域に学ぶ中学生・体験活動週間「トライやる・ウィーク」(文部科学省)