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六甲アイランドウェルカムフェスティバルに学生が参加しました

2022年5月14日(土)・15日(日)の2日間、大学のある神戸六甲アイランドで実施された、「大栄環境グループPresents 六甲アイランドウェルカムフェスティバル2022(以下、ウェルカムフェスティバル)」において、本学の学生が運営サポートや大学のブース出展として参加しました。

このウェルカムフェスティバルは、全国各地から六甲アイランドに引っ越して来られた方、島内の学校で勉強を始めた新入生、そして島内企業の新入社員のみなさんを歓迎することを目的に、地域の事業者や住民が参加して行われる恒例のイベントです。例年春に実施され、今ではイースター(復活祭)のお祝いや、地域の交流も含めた大型のイベントとなり、島内外からたくさんの方が訪れます。

新型コロナウイルス感染症の影響により昨年・一昨年は開催がありませんでしたが、このたび3年ぶりに開催が決まりました。そこで本学からは、スタッフとして学生が会場運営や子ども向けイベント実施に参加し、経済学部の藤倉ゼミが綿菓子とスーパーボールすくいを行う大学のブースを出展しました。

学生たちにとって初めての経験でしたが、子どもたちや保護者と関わりながら接客を続けました。それぞれのブースでは開始時間には行列ができ、二日間通じてたくさんの方に楽しんでいただきました。

神戸国際大学として出展したブースは、神戸国際大学ブルーリ潰瘍問題支援プロジェクトとして実施しており、売上金はアフリカで多く感染が報告される難病ブルーリ潰瘍の子供たちに寄付します。

■イベントサポート学生コメント

ウェルカムフェスティバル2022(オープニングセレモニー)

来場の方々を見ていて、六甲アイランドは様々な国籍の方が暮らす国際的な都市であることを実感しました。イベントでは主に子どもたちとの触れ合いがメインであり、どのように声をかけてあげようか、どのように接してあげようかと考えながらコミュニケーションをとっていました。
(経済学部1年生 男子)

来日してから日本の子どもたちと触れ合う機会がほとんどなかったので、子どもたちとの交流をすることを目的に今回のスタッフに応募しました。実際に触れ合ってみると反応が正直でとてもかわいらしく、忙しい2日間でしたが楽しい思い出になりました。
(経済学部・3年女子 ベトナムからの留学生)

コロナの影響もあり、日頃はあまり六甲アイランドの街に出ることありませんでした。2日間参加しましたが、来場者が多く驚きました。会場のゴミ箱もすぐにいっぱいになるので、ゴミ袋の交換など会場美化のために頑張りました。
イベントを運営する側に立ってみて、スタッフの方の見えない努力が楽しい雰囲気を作るもとになっていることがよくわかりました。
(経済学部・2年生女子)

私は理学療法学科の学生で臨床実習を控えているので、それまでに積極的にコミュニケーションをとれるような体験をしたいと思い参加しました。普段はファストフード店でアルバイトをしており、1対1の注文聞きなどのコミュニケーションは慣れていますが、こういった大規模イベントのアルバイトは初めてで、多くの人や様々な年代の人との関わりがあり貴重な体験となりました。
(リハビリテーション学部・3年男子)

ウェルカムフェスティバル2022(受付)

イベント会場全体を使った「謎解き」の担当スタッフをしていました。子どもから大人まで楽しめるレベルのもので中には少し難しいものもありましたが、すらすらとクイズを解き進める子どもたちのレベルの高さに驚きました。
2日間でスタッフ間でも仲良くなれたので、同じような機会があればまた参加したいです。
(経済学部・3年男子 中国からの留学生)

六甲アイランドを盛り上げる「RIC.REBORN.PROJECT」のメンバーとして、1年間六甲アイランドの皆様と過ごし、これまで小規模なイベントにはお手伝いで参加させて頂いておりました。
今回、ウェルカムフェスティバルが開催された事で多世代、多国籍の住民の皆様が集結する光景を目の当たりにして、活気がありこれから発展に希望を感じました。今度のイベントでは何らかのブースを出展して街を盛り上げたいと思いました。
(経済学部・4年男子)

■大学ブース出展学生コメント

綿菓子の販売とスーパーボールすくいをしました。たくさんのお子さんに来ていただき、すごい行列が続きました。皆さんに楽しんでいただけて良かったです。
このような地域のイベント参加やボランティアはしたことが無かったですが、私自身も楽しむことができました。このようなイベントがあれば、また是非参加したいです。

経済学部 経済経営学科
2年 朱 猛(シュ モウ)さん

■運営担当者コメント

本来ウェルカムフェスティバルは4月の行事ですが、実施に際して感染対策等の慎重な議論を重ねたため、本年は5月中旬の開催となりました。3年ぶりの対面でのイベントということで、どれだけの人が集まるのかという心配はありましたが、蓋を開けてみると土曜日は約12,000人、日曜日は約15,000人と3年前のイベント時を上回るご来場があり、お陰様で盛況のうちに無事イベントを開催することができました。
神戸国際大学の学生スタッフの皆さんには縁日の対応や会場全体の美化や呼び込みなどの役割を担って頂きましたが、本当によく頑張っていただきイベントの成功に貢献して頂けたと感じております。

ウェルカムフェスティバル2022副統括責任者
株式会社ニュースダスト社長 北浦 諭 様

■教員コメント

ウェルカムフェスティバルが3年ぶりに開催され嬉しく思いました。神戸国際大学では、アフリカで多く感染が報告される難病ブルーリ潰瘍の子どもたちを救うプロジェクトの一環として、毎年ウェルカムフェスティバルにブースを出展し、売上を寄付しています。
今回3年ぶりの開催となり、経験したことのある学生がいませんでした。しかしながら、企画や準備から当日お越しいただいた沢山の方への案内まで、彼らは頑張ってくれました。このような活動を通して地域の方と関わる楽しみを知り、広く世界につながるSDGsに関する学びを広げて欲しいと思います。

経済学部
准教授 藤倉哲哉

■リンク
六甲アイランド.com(六甲アイランドウェルカムフェスティバル