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障がい者スポーツ指導者全国研修会 in KOBEに理学療法学科生がボランティアスタッフとして参加しました

2021年12月11日~12日にかけて神戸市北区のしあわせの村にて実施された「第16回障がい者スポーツ指導者全国研修会inKOBE」に本学理学療法学科生13名が参加しました。

この全国研修会は公益財団法人日本パラスポーツ協会が主催しており、日本全国で活躍する障がい者スポーツ指導員やパラスポーツに関わる指導者・医療関係者などが一同に会し、指導技術の研鑽や特に顕著な活動をされている指導者の事例を学ぶための年1回の催しであります。

今回の研修会は新型コロナウィルスの影響による1年の延期を経ての開催であり、現地来場、オンライン参加あわせて約700名が参加されました。初日は「パラスポーツの世界から地域共生社会を考える」というテーマの基調講演やシンポジウム、2日目は6つのテーマに分かれた分科会が開催され、来場者はパラスポーツに関する知識をより深めるだけでなく全国各地から集った指導者同士での新たな交流の機会ともなり、活気のあるイベントとなりました。

今回のボランティア学生らはいずれも理学療法学科の学生であり、学部カリキュラム上中級障がい者スポーツ指導員資格を卒業時に取得することができるため、その資格取得に向けての勉強のとしての参加であり、当日は広大な敷地である会場の案内や、分科会会場の受付、会場転換の手伝いなどの業務だけでなく、分科会には来場者と同じように参加させて頂き学びを深める貴重な時間となりました。

全プログラム終了後、今回の全国研修会の実行委員長である宮城 新様より直々に学生ボランティア一同に対して「これから若い人たちにはパラスポーツとたくさん触れ合って頂き、その魅力や面白さを自分たちで経験して【いっしょに しよ みんなのスポーツ=パラスポーツ】つまりみんなで楽しめるパラスポーツを広く発信して欲しい。今回はボランティアに参加してくれてありがとう!」と労いのメッセージを頂きました。

2022年には神戸を舞台に世界パラ陸上の開催が予定されております。理学療法学科の学生らには積極的なパラスポーツへの関わりを継続して欲しいと願っております。

【参加学生の声】

  • 参加者の案内や運営者のお手伝いなどをしていましたが、耳が聞えない方に話しかけられた時にそのことに気づくことができなかったので、少し後悔がありました。もう少し意識をできるようになりたいと思いました。これからも意識を高く持ち様々なことに興味を持ち多くの活動に参加していきたい。(リハビリテーション学部/1年/女子)
  • スポーツメンタルトレーニングについての分科会に参加させて頂きました。難しい内容もあったが、この経験は必ず将来理学療法士として働く時にも役に立つと思うので、今回の経験を大切にしていきたい。(リハビリテーション学部/2年/男子)
  • 分科会では高齢者フレイル予防のチェアエクササイズ講座を学びました。(自分が指導する場合には)どのようにエクササイズの方法をお伝えしたらいいのか体験しながら知ることができて非常に有意義な時間となりました。この内容をこれからの勉強にも役立てたいと思います。またこのような機会があれば参加したいと思います。(リハビリテーション学部/2年/女子)