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しあわせの村において施設体験ツアーを実施しました

2021年11月28日(日)神戸市北区しあわせの村において同施設の体験ツアーを実施し、5名の学生が参加しました。

今回の体験ツアーは本学学生向けに「地域のことを知る、社会活動をもっと身近に感じる」をテーマに2021年度より実施しているワークショップイベント「ちぃ活ライブ」の一環として企画されました。ツアープランは同イベントの理念をご理解頂いたこうべ市民福祉振興協会様と本学学生支援センターで協議の上考案された特別なものです。

【しあわせの村到着~施設概要の説明】

イベント当日13:00しあわせの村本館・宿泊館に到着した参加学生一行ははじめに、甲子園球場50個分とも言われる広大な敷地を一望することのできる本館7階の研修室へ案内され、同施設の紹介や取り組み、歴史などについてこうべ市民福祉振興協会の山岡様よりご説明を頂きました。

【敷地内巡回バスツアー】

研修室でのご説明を伺った後は、しあわせの村の敷地内を僅か2~30分で一周する無料巡回バスに乗車し村内の各施設を順番にまわりました。当日は日曜日ということもあり、実際に乗馬体験のできる「馬事公苑」やキャンプ場、バーベキューサイトにはたくさんのご家族が訪れており、同施設が市民にとっての休日レジャースポットであることを感じました。また、道中には作業所や保養センターなどもあり、障がいの有無や年齢に関係なく様々な人が活躍のできる場所であることも併せて学ぶことができました。

【こうべ動物共生センター】

動物共生センターの説明を伺う一行

バスを降りた一行はこうべ動物共生センターの見学へ向かいます。同施設は動物関係の公的機関で初めて「共生」と名付けられた、保護動物の譲渡と教育・啓発を行うことを目的としたものであります。この日は子どもの識字能力の改善を目的にして、子どもが犬に本の読み聞かせを行う「わんちゃん読書会」が行われており、その様子を少し見学させて頂きました。

【ローンボウルズ体験】

続いてローンボウルズ場を訪れた一行は、老若男女・国籍・障がいの有無を問わず誰とでも楽しむことのできる「ローンボウルズ」の競技体験をしました。ローンボウルズ場を管理されている形木原様よりルールや用具の説明をして頂いた上で体験に臨みました。この競技は重さ約1.5㎏のボールを転がし、約30メートル離れた場所にある目標球にいかに近づけることができるかを競うものであり、冬季五輪でも馴染み深いカーリングの基礎となったともいわれております。一行はボールを転がす力加減や、コースによって変わる軌道、ひとつひとつのボールによって異なる習性などに戸惑いながらも、時間が経つにつれて上達しそのコツを掴んでいきました。

今回の体験ツアーで巡ることのできた施設や体験した内容は、しあわせの村の中の僅か一部分に過ぎませんがその他にも野外活動センターや陸上競技場、温泉など様々な施設があります。学生の皆さんもレジャーにぜひ訪れて頂きたいと思います。また、しあわせの村では子ども向けのキャンプボランティアをはじめ、学生を対象とした様々なボランティア活動やイベントが募集・企画されております。大学に届いた募集情報に関しては神戸国際大学「ちぃ活」特設サイトにて随時募集しておりますので、関心を持たれた方のご応募・ご参加をお待ちしております。

〈参加学生の声〉

クリスマス仕様の本館・宿泊館ロビーで記念撮影
  • 健常者と障がい者、子供と大人、なにも関係なくいろんな人と関わることのできる、貴重な場所であると思いました。そんな貴重な場が手軽に楽しめる場所は他にないと思います。機会があれば、また行きたいと思います。(リハビリテーション学部/1年/女子)
  • しあわせの村の広さ、施設の多さにすごくびっくりしました。子供や大人だけでなく、お年寄りや障がいを持った方のことを凄く考えていらっしゃるなと思いました。(リハビリテーション学部/1年/女子)
  • 理学療法士は障がい者や、子供に対しての理解が必要不可欠なので、そういった人と関わりを持つことのできる場として、とてもいいと思いました。(リハビリテーション学部/1年/女子)