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はばタンフライングディスク大会ボランティアにリハビリテーション学部生が参加しました

2021年11月23日(火)に神戸市西区の兵庫県障がい者スポーツ交流館で行われた「みんなのスポーツはばタン フライングディスク大会」の審判や運営などのボランティアとしてリハビリテーション学部生12名が参加いたしました。

この大会は兵庫県下におけるフライングディスクの普及と振興を図ると同時に、参加する全ての人がスポーツを楽しむことを目的として11月に開催されているもので、2020年度大会がコロナ禍のため中止となったためおよそ2年ぶりの開催となりました。

【フライングディスク競技について】

当日の午前中は約40名の出場者によるアキュラシー部門(投擲の正確性を競う部門)の競技大会が行われ、6つのグループに分けられた参加者がグループ内での成績を競い、各グループの上位2名が決勝トーナメントへ進出し成績優秀者を決定するという内容でした。

午後は午前中の白熱した雰囲気から一変して、アキュラシー部門で使用するゴールの幅を狭めたり、ストラックアウトの要領でディスクを投擲したり、椀子そばのように次々と渡される20枚のディスクを素早く正確に投げたりとゲーム性の強い内容でフライングディスクを楽しむという参加者交流会が行われました。

当日は真冬のような外気の中感染対策のため体育館を開放した状態で大会が行われましたが、2年ぶりの大会ということでこの日に向けて調整を続けてきた参加者の熱気や交流会での暖かな雰囲気が会場全体を包んでいました。

本学から参加した学生らは午前中の大会では、ゴールの後ろでディスクが通過したかどうかを確認する副審、ディスクの通過枚数を記録する記録係、感染対策のためディスクを磨く係、そして競技者に一番良いタイミングでディスクを渡す係など競技の進行に応じて様々な役割で活躍してくれました。午後の交流会では、参加者が楽しい雰囲気でイベントに参加できるよう拍手をするなどして会場を盛り上げました。

リハビリテーション学部のカリキュラムでは日本障がい者スポーツ協会認定の「中級障がい者スポーツ指導員資格」を卒業時に取得することができる関係で、学生らも様々な形での障がい者スポーツイベントのボランティアに関わらせて頂いております。今回の大会のようなあらゆる方々が楽しめるようなスポーツボランティアにこれからも多くの学生が参加してくれることを望んでおります。

【参加学生の声】

  • 当日大学の先輩や、フライングディスク協会の人たちと関わる中で勉強になることがたくさんありました。様々な障がいを持たれた方と実際に交流させて頂くことも今後の大きな学びとなりました。(リハビリテーション学部/2年/男子)
  • 参加者が競技を楽しんでもらえるよう、ディスクを投げやすいように補助したりコート設置をしたりしました。参加者一人ひとりに合わせた対応をしたことで対応能力を身につけることができました。また、新たに障がい者の方へのお声かけの仕方についても学ばせていただくことができました。(リハビリテーション学部/2年/男子)
  • 障がい者の方と直接関わらせて頂く理学療法士という職につくので、障がいを持たれた方も楽しめるようなスポーツを知ることで将来の役に立つと思いました。フライングディスクのことを教え、広めていきたいと思いました。(リハビリテーション学部/3年/女子)