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市民ふれあいトライアルのスタッフボランティアに学生が参加しました

2021年11月7日(日)神戸市北区のしあわせの村・多目的運動広場で行われた「市民ふれあいトライアル」のサポートスタッフとして本学リハビリテーション学部生9名が参加しました。

同イベントはしあわせの村の陸上トラックを用いて行わる市民向けの50m・100m走のタイム測定体験会で、陸上競技者から小さな子どもたちまで多くの参加者で賑わいました。このイベントの目玉はやはり、東京の国立競技場と同じ素材のトラックの上を実際に駆け抜けることができることであり、測定を終えた参加者からも「一流のアスリートの方々が走るトラックで走ったので、爽快感が格別、タイムもよくなったような気がする」というような声が聞かれました。また、開放感のある芝生の上では性別、世代、障害の有無を問わずに広く楽しめるニュースポーツの体験会も同時に行われ、普段は目にすることが少ない手軽なスポーツ体験ということもあって子どもたちの楽しむ姿が見られました。

当日は東京パラリンピック女子走り幅跳びで6位に入賞した中西麻耶選手によるクリニックも行われました。クリニックは体力や競技経験の有無を問わず参加者全員で運動を楽しめるメニューで構成されており、中西選手の見事な司会もあり終始和やかに進行しました。

このイベントの中で本学の学生はタイム測定とニュースポーツ体験ブースの管理、クリニックの補助を担当しました。タイム測定は手動計測ということもあり、1組1組の測定に緊張感を要する役割でしたが、慣れていくうちに参加者に対して「がんばれ!」などの掛け声をかけるなど現場をしっかりと盛り上げてくれました。また、ニュースポーツ体験ブースでは参加者が楽しんで体験ができるよう、自分たちも楽しみながら役割にあたり温かい雰囲気づくりができていました。その他にも、このイベントを縁の下から支える役割として、イベント全体の入り口である受付業務を担当した学生スタッフもよく頑張ってくれました。

イベントの様子(動画)

【参加した学生の声】

・障害のある子どもたちとお話することができたり、スタッフの方ともいろんなお話ができて楽しかったです。中西選手が子どもたちとゲームスする様子も見学して義足を装着した状態で健常者と変わらない精度でジャンプしたり、走ったり、歩いたりしている様子に驚きました。特にジャンプ力に関しては凄いと感じました。(リハビリテーション学部/4年/女子)

・今まで他の競技に関してのボランティアで参加したことはありましたが、陸上競技ははじめてだったので新鮮な経験となり良かったと思います。幅広い年代で障害の有無にかかわらずスポーツを通してみんなで楽しむことを学びました。(リハビリテーション学部/4年/女子)

・しあわせの村のユースボランティアをしています。今回はコミュニケーション能力を上げる機会となればと思い参加しました。当日は受付を担当しましたが、緊張してはじめはスムースな誘導ができなかったり、新型コロナウィルスの追跡システムについての説明がうまくできなかったですが、後半につれて他のスタッフの方とも連携がとれるようになりました。役割を通してはきはきと話さなければ相手に伝わらない、物事は連携をとることでスムースに進むということが勉強になりました。(リハビリテーション学部/1年/女子)