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海外協定大学の学生間交流のためのオンライン・グローバルキャンパスプログラムを実施しました

2021年9月8日(水)、神戸国際大学の海外協定の学生同士が交流する、オンライン・グローバル・キャンパス体験プログラムを行いました。

8月に続き今年度2回目の開催で、ベトナムのホーチミン市外国語情報技術大学、タンロン大学、ホーチミンテクノロジー大学、中国の長春大学、台湾の長榮大学、タイのパンヤピワット経営大学、イースタン・アジア大学の学生たちが参加しました。本学の学生含め、新型コロナウイルス感染症などの影響により、この時期の海外留学を断念せざるを得なかった学生たちが、オンライン上で一堂に会し、お互いの大学紹介や日本語学習、国際交流を行います。

司会は前回に引き続き留学生2名が担当しました。また、学長の挨拶を経て経済学部の男子学生3名が、神戸国際大学の大学紹介を行いました。大学の歴史や立地だけでなく学びの特徴や、学内で行われるイベント・部活動などの課外活動のプレゼンテーションが行われました。さらに神戸の紹介では、開港から始まった海外とのつながりや、神戸の観光地や魅力がスライドと動画を使って伝えられました。

また、中国とベトナムの学生たちによるプレゼンテーションでは、ゼミ発表で企業に新規事業の提案をしたこと、コロナの前は大学の友達と日本を観光していたこと。大学の授業だけでなくアルバイトでも学びがあり、日本語だけでなく日本文化の理解につながったことが発表されました。

その後は、ベトナムにあるホーチミン市外国語情報技術大学(HUFLIT)の学生たちが、サイゴン川流れるホーチミンの街並みや、HUFLITの学部・学科構成、東洋言語文化学部日本語学科の学びについてプレゼンテーションしました。さらに、日本語学科で行われるクラブや学科での交流、OPEN DAY(新入生歓迎祭)の様子やテト(旧正月)の過ごし方など、学生生活やベトナム文化についても紹介されました。

後半は、グループに分かれ本学に留学予定の海外協定大学学生に対して、日本語学習や文化学習を行いました。たくさんの神戸国際大学留学生サポーターの学生も参加し、一緒に自己紹介や5ヒントゲーム(5つのヒントから想像し、何を表しているのか想像するクイズ)などにより、楽しみながら日本語について学びました。

今回、130名を超える参加者が集まり、予定時間を超えるほど交流が続きました。神戸国際大学では、コロナ禍においても今後も国際交流をすすめてまいります。

■本学の参加学生コメント

友人に誘われて参加しましたが、交流できて良かったです。プレゼンテーションにあったスポーツフェスティバルは特に留学生と一緒に参加したいと思います。グループに分かれての交流では、先生無しで自分がまとめる機会がありました。緊張しましたが上手く進行ができたので良かったです。

経済学部 経済経営学科
2年 山本 将真さん

前回初めての司会をした時はとても緊張しましたが、2回目で上手にできたと思います。配信中に参加者の笑顔を見ることができてとても嬉しかったです。来年には日本企業への就職が控えており、今回オンラインで交流した海外の方と会う機会は難しいですが、このようなイベントで、もっと日本の生活のことを伝えたいと思いました。

経済学部 経済経営学科
4年 PHAN TRINH THUC KHANH(ファン チン トゥック カン)さん

初対面の方に、さらに海外の方にプレゼンテーションすることは初めてで、とても緊張し、本番はあっという間に終わってしまいました。発表はゆっくり説明できるように気をつけました。後半のグループ学習では、協定大学の学生の皆さんも楽しそうにしてくれていたのが印象的です。もっと発表の技術を磨き、また参加したいと思います。

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科
2年 和田 恵人さん

海外の学生と交流したいと思い参加しました。どう伝えれば分かりやすいかを考え、言葉や表現、スピードを意識しながら発表しました。たくさん練習したので、そこまで緊張せず楽しむことができました。グループ学習や交流では、海外学生が日本料理やアニメについてすごく詳しく驚きました。また機会があれば参加したいです。

経済学部 国際文化ビジネス・観光学科
2年 赤嶺 永裕さん

■協定大学の参加学生のコメント

他の大学の学生と交流がしたくて参加しました。大学紹介のビデオ制作は時間がかかりましたが、魅力が伝わるよう頑張りました。以前、「留学は勉強のためだけ」と考えていましたが、交流会に参加することで留学後に色々な活動にもチャレンジしたいと思うようになりました。(ベトナム: ホーチミン市外国語情報技術大学)

後半のプログラムでは、先生方が親切に詳しく教えてくれました。奈良について歴史や文化など詳しく知ることができました。このような機会があれば、また参加したいと思います。(ベトナム:ホーチミン工科大学)

■国際交流センター長コメント

グローバル化が加速する現代、神戸国際大学では「国際人として役立つ人材の育成をはかる」という建学の精神のもと、海外の協定大学とともにグローバルキャンパスの推進を目指しています。
しかしながら、新型コロナウイルスの蔓延以降、人と人との往来が禁止され対面での交流ができない中、私達は新たな交流の形として協定大学との協力のもと、オンラインによる国際交流プログラムを始めました。
このプログラムも回を重ねるごとに内容も充実し、オンラインの特徴でもある一度に多くの地域の学生と交流を行えることから、参加学生も増加しています。このノウハウを活かし、今後のニューノーマルな社会においてもオンラインと対面の両面での交流を進めて参りたいと考えています。

国際交流センター長
北 邦弘