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2021年度秋期 経済学部国際別科・日本語研修プログラムの修了式を行いました

2021年9月1日(水)、神戸国際大学の1号館において2021年度秋期 経済学部国際別科・日本語研修プログラムの修了式が行われ、14名の学生が修了証書を授与されました。

河村チャプレンによる司式で始まった修了式ですが、はじめに藤倉キリスト教センター長より聖書「マタイによる福音書第5章13〜16節」が朗読されました。

その後、辻学長の式辞では、オンラインにも関わらずここまで続けてこられた努力に対して敬意を示すとともに、自身の留学時代を振り返りながら外国語を学ぶ事の難しさや、言葉だけでなく文化の違いを学ぶ機会についてお話しされました。また、これから大学入学やグローバルに活躍する予定の修了生たちにエールを送りました。

修了証書の授与は、一人ひとり名前が読み上げられました。新型コロナウイルス感染症の影響により入国が叶わなかった参加者も、オンラインで参加し元気に返事をしていました。

終了後は懇親会の代替プログラムがオンラインで行われました。田端国際別科長からの挨拶では、「修了は終わりではなく区切りであり、ここからがスタートである。この修了式を節目として次の壁を乗り越えて欲しい。」とのコメントがありました。

また、学生たちを日本語教員の瀬戸口先生からは、慣れないオンライン授業を頑張ったこと、毎日休まず勉強し宿題やテストに取り組んでいたことについての労いと、「母国で授業を続けたことで語学力は心配かもしれないが、力がついているので自信を持って目標に向かって欲しい。」とお話しされました。

国際別科や日本語研修プログラムの思い出を振り返るスペシャルムービーの上映も行われました。オンライン授業中のクラスメイトの様子だけでなく、神戸や大阪、京都、奈良で行われたバーチャルツアー、異文化交流の多言語カフェ、ヒッポファミリー交流会の様子を観ながら振り返りました。さらにクラスメイトに向けたメッセージや、別科を修了し経済学部に入学した先輩、日本語の先生方からのビデオレターが上映されました。

母国からオンラインで授業を受けて総代となった学生からは、「先生やクラスメイトの気遣いや優しさを感じられた。おかげで続けて勉強する意欲が高まったので、(修了後に神戸国際大学の)経済学部に入学するのが楽しみである。皆で夢に向かって努力し続けよう。」とスピーチがありました。

■修了生のコメント

無事に修了式を迎えることができて良かったです。オンラインで集中を続けることは大変でしたが、先生たちが優しく熱心だったので頑張ることができました。大学入学後は日本人の友達をたくさん作りたいです。

ファム ティ ゴック ランさん

修了式では学長のメッセージが心に残りました。まだまだ文法など難しく学ぶことは多いですが、大学に編入後は勉強だけでなくクラブ活動などにも参加して大学生活を充実させたいです。

チャン マイ ズイさん

修了式では先生方の話を聞くことができて良かったです。オンラインで学ぶことは大変でしたが、ここまでこれたことは嬉しいです。将来は日本で就職するために、大学入学後も勉強を頑張りたいです。

ダオ タン ファットさん