NEWS

  • お知らせ
  • 社会連携

飲食産業論にてスシローグローバルホールディングス経営企画部長による講演を行いました。

7月10日の飲食産業論(担当:服部淳一専任講師)にて、株式会社スシローグローバルホールディングス 経営企画部長 酒井大輔氏を招いて講演を行いました。

 

 

監査法人からスシローに転職した経歴を持つ酒井さんからは、財務や経営企画からみた企業としての成長戦略や、店舗サービスのオートメーションの裏側に加えて、従業員おすすめの回転ずしの食べ方など楽しい話も織り交ぜつつ講演いただきました。

また「新商品が発売されるたびに、従業員が家族や同僚と店舗を利用しているシーンをよく見かける。飲食業界ではあまり見かけない光景であり、スシローの社風を感じとっていただければ嬉しい」とありました。

 

 

 

講演後はスマートフォンアプリを活用し学生から質問を受け付け、講師らがリアルタイムでそれに回答するインタラクティブな学習環境が取り入れられ、学生からは店内の設備や、スタッフのサービスについての質問、利用時に感じたことなど、たくさんの意見がありました。

また、スシローが海外出店に力を入れており、外国人従業員も多くいるという話には、ベトナム人の留学生から「どうすればベトナムに出店できるのか」といった意欲的な質問もありました。

 

講演を終えて酒井さんは「神戸国際大学では積極的に質問がありバイタリティーを感じた。また、学生から率直な意見や感想、質問を聞くことができて良かった」との感想がありました。

 

ホテル業界出身の服部先生からは「スシローのオートメーションについて、会計をセルフレジにするなどお客様を待たせないことはお客様目線に立てばいいことだと思う。その一方で、ホテル業界では会計時の笑顔や挨拶、声掛けもホスピタリティーであるという認識が強く、様々な議論が続いている。サービスとホスピタリティーをどう捉えるかだと思う」と話されていました。

参加した学生からは「スシローの取り組みや経営の舞台裏を知れて勉強になった。今度お店に行くときは今日聞いたことを意識して観察してみたい」といった感想がありました。