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【学生の地域活動】障害者のじきくスポーツ大会(フライングディスク競技)の運営ボランティアに学生が参加しました

5月29日(土)、三木総合防災公園(第2陸上競技場)にて実施された第15回兵庫県障害者のじきくスポーツ大会(フライングディスク競技部門)の運営ボランティアとして、リハビリテーション学部生7名が参加しました。

リハビリテーション学部は「中級障がい者スポーツ指導員資格」取得の養成校として認定されており、授業の一環で各種障がい者スポーツ種目の理解と実技を扱っている関係でこの大会には毎年多くの学部生がボランティアとして参加しておりますが、新型コロナウィルス流行により昨年度は中止となっておりましたため2年ぶりのボランティア参加となりました。

フライングディスク競技について

同大会の成績は10月に三重県で実施される「全国障害者スポーツ大会」への派遣選手選考のための参考記録とされるものであり、ディスク投擲の正確性を競う「アキュラシー部門」とディスクの飛距離を競う「ディスタンス部門」あわせて50名近くの選手が参加しその記録を競いました。そして、ボランティア学生らはアキュラシー部門における主審・副審などの競技審判や、用具の準備等の役割を担い正確かつ円滑な大会運営に貢献しました。

今回この大会のボラン  ティアに参加した学生らは参加の動機について「1年生のころからボランティアに参加しており、今回も参加して色々な方と交流したい」「中級障がい者スポーツ指導員資格取得に向けての活動を通して、就職後に理学療法士としての業務に役立てたい思いがあった」と話しており、実際に参加してみては「一昨年に参加して以来の参加であったため不安もあったが、他のボランティア参加者が教えてくれたので楽しんで参加できた」「コロナ禍での開催でしたが、選手らの笑顔が見れたことや「ありがとう」という声掛けを頂いたことで参加して良かった」という感想を聞かせてくれました。また、「視覚障害の選手が投じたディスクの行方を伝える際に、ゴールを時計に見立てて時刻の方向を伝えると良いことを知った」という学びがあったと話してくれたように、障害理解を深める貴重な機会にもなった様子でした。

コロナ禍のため投擲するディスクには都度消毒を行うなどに加え、参加選手、運営者、ボランティア参加者等全ての関係者に大会2週間前から当日朝まで毎日の検温と体調チェックを行い当日に「体調チェックシート」の提出を義務付けるなどの徹底した感染対策のもと開催された大会となりました。こういった厳しい状況の中でも学生からは「ボランティア活動自体がどんどんなくなっているからこそ、少しの時間でも参加をして、参加者や色々な方に触れ合えてよかった」という声や、「(コロナ禍のため)あまり選手と会話する機会に恵まれなかったが、次回は色々な方とコミュニケーションをとっていきたい」という前向きな声が聞かれました。限られた活動機会の中で学びや気付きが生まれたことで、参加した学生たちにとって充実した時間となりました。