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経済学部の学生が、エムケイ株式会社様との産学連携事業として、「京都観光MKホスピタリティ勉強会」を行いました。

国際文化ビジネス・観光学科ホテル・ブライダル・セレモニーコース(服部ゼミ)の学生は、コロナ禍においても観光やホスピタリティビジネスにおける自分らしいキャリアのあり方について積極的に学んでいます。

このたび、3月31日(水)に産学連携事業として、ホテル・ブライダル・セレモニーコースの学生が、MKタクシーのトラベルコーディネーター2名による案内で京都の神社仏閣を巡りおもてなしについて学び、その後営業所でディスカッションをおこなう「京都観光MKホスピタリティ勉強会」を実施しました。

参加した新3年、新4年生計8名の学生は、日頃から服部ゼミで、経営学の視点からホスピタリティビジネスについて学習しており、その中で、ハイヤー事業を展開するエムケイ株式会社(MKタクシー)についても研究してきました。また、事前学習として、昨年エムケイ株式会社の経営企画部の方をゲストスピーカーにお招きしたホスピタリティビジネス論の特別講義を受講しています。

今回の産学連携事業は、若手トラベルコーディネーター(ハイヤードライバー)によるハイヤーサービスのおもてなしについて肌で感じるだけでなく、キャリア意識を高めることを目的に実施されました。

京都駅八条口にあるMKタクシーVIPステーションから出発し、ハイヤーで金閣寺、龍安寺、平野神社を巡りました。学生たちは、移動中の安心・安全への配慮、観光中の京都の歴史や文化に関する知識、気遣いや心配り、そして高い語学力など、トラベルコーディネーターとして必要な能力について学ぶことができました。その後、十条営業所でおこなわれたディスカッションでは、キャリア観について事前に考えてきた質問をお二人にぶつけ、観光・ホスピタリティ業界で働くことのやりがいや魅力について貴重な話を聞くことができました。

参加した新3年生の女子学生は、「老若男女幅広いお客様に対しての臨機応変な対応や、海外からのお客様でも安心できる語学力など、ハイヤーサービスがホスピタリティビジネスであると言われていることを体感できました。ホテルと同じように、「お客様からお礼の手紙が届いたことが嬉しかった」など、感謝の言葉が励みになることも共通しているように感じました。就職活動や将来のキャリアに不安があり、たくさん質問してしまいましたが、どのような質問にも丁寧に答えていただき嬉しかったです。ひとつひとつがとても参考になり、目標に向かってがんばろうと思うことができました」とコメントしています。

ホテル・ブライダル・セレモニーコースを担当する服部淳一先生は、参加した学生の当日の様子や振り返りのレポートについて、「年齢があまり変わらないトラベルコーディネーターお二人のプロの技術に身近に触れることができ、また、お二人のキャリア観について直接お話を聞くことができ、学生たちはたくさんの刺激を受け、多くの学びを得ることができました。コロナ禍で苦境が続く観光・ホスピタリティ業界ですが、これからも学びを止めることなく広い視野と高い視座を持ち、自分らしいキャリアをデザインする能力を学んで欲しいです」と講評しています。

(2021年4月15日追記)
MKタクシーが運営するライフスタイルメディア「MKメディア」に勉強会のレポートがアップされました。当日の様子がより詳しくご確認いただけますので、ぜひご覧ください!
神戸国際大学との産学連携|MKホスピタリティ勉強会レポート

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エムケイ株式会社
ホテル・ブライダル・セレモニーコース