- 最終学歴:
- 大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了
- 学位:
- 博士(言語文化学)
- 博士論文:
- 体制転換期ロシアにおける職業評価の構造―国際・地域間・時系列比較調査の結果から
- 現職:
- 神戸国際大学経済学部経済経営学科准教授
- 専門分野:
- 社会学(ロシア社会論、職業・キャリア教育・階層)
- 主要業績:
・"Occupational Evaluations in Russian Society: Findings from Research on Students in Vladivostok and Moscow", Kobe International University Review, No. 83, 2012, 9-24.
http://www.arskiu.net/book/pdf/1357869702.pdf・「ウラジオストクの大学生の就職事情――極東連邦大学の取り組みを中心に」『ユーラシア研究』第46号, 2012年, 13-16.
・「大学カリキュラムへの資格取得教育導入のための予備的考察――資格は「魔法の杖」になりうるのか?」『神戸国際大学経済文化研究所年報』第21号,2012年,55-68.
・СЮКАЦУ : трудоустройство японских студентов /Ред. Попова Г. ≪Перспективы развития молодежного рынка труда Дальнего Востока≫ Издательство ДВФУ, 2011.
・「ウラジオストクの職業威信と社会変動―2000年2004年時系列比較分析の結果から」『神戸国際大学紀要』第77号, 2009年, 15-29.
http://www.arskiu.net/book/pdf/1347338215.pdf・「ウラジオストクのプロテスタント―破壊のあとに生まれた絆」津久井定雄・有宗昌子編著『ロシア―祈りの大地』大阪大学出版会,2008年,191-216.
・「国際比較調査による職業とパーソナリティ研究の展開―1970年代のアメリカ・ポーランド・日本調査から」吉川徹編著『階層化する社会意識――職業とパーソナリティの計量社会学』勁草書房,2007年, 95-120.
・「現代ロシア社会の職業評定基準―モスクワとウラジオストクの若年層に対する調査から」『ロシア・東欧研究』第32号,2004年, 131-144.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jarees2001/2003/32/2003_32_131/_article・「シベリア生まれのロシア経済社会学―ノヴォシビルスク経済社会学派の発展」『ユーラシア研究』第30号,2004年, 14-19.
・「大学生の就職活動と労働意識の変遷―就職情報誌の役割の分析を通して」『言語文化学』第13号,2004年, 69-82.
・「体制転換期ロシア社会と職業威信―ロシアと日本の学生の比較調査をもとに」『比較経済体制研究』第10号,2003年, 104-121.
- 研究助成:
・2010~2012年度 科学研究費補助金:若手研究(B):ロシアの社会変動と若年層の意識にかんする研究――社会調査データの検討を通じて(課題番号22730424:社会学)
・2008~2010年度 科学研究費補助金:若手研究(スタートアップ):ロシアの社会変動と意識・階層の変化にかんする社会調査データの活用(課題番号20830127:社会学)
・2004年度 財団法人松下国際財団研究助成:現代ロシアの経済文化・若年層の職業意識と行動様式に関する計量的研究(助成番号04-209)
・2004年度 北海道大学スラブ研究センター・COE=鈴川基金奨励研究員
- 趣味:
- 子育て(以前は街・山歩きが好きでしたが今はせいぜい公園です)、読書、雑貨、ピアノ
- 好きなロシア語圏文学作品:
- N.ゴーゴリ『死せる魂』『ネフスキイ大通り』、M.ブルガーコフ『悪魔物語』『故人の冒険』、L.ウリツカヤ『女が嘘をつくとき』、A.クルコフ『ペンギンの憂鬱』『大統領の最後の恋』などなど(人間の意志では動かすことのできないロシア社会の不合理さ、複雑さ、不思議さなどが描かれている文学作品は、現実のロシア社会を考えるうえで非常に役立っています。翻訳をしてくださる先生方に感謝しています!)
