神戸国際大学 CAREER GUIDE BOOK 2021
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COLUMN<オンライン就活>Web面接で気をつけたいチェックポイント急速に普及が進むオンライン面接。面接の内容や企業側の判断基準は対面での面接と大きな違いはありませんが、Webならではの気をつけるべきポイントを確認しておきましょう。オンライン面接では、カメラを通して背景が映り込むため、撮影環境が相手に伝わってしまいます。もし散らかった部屋が背景に映り込めば、面接官もあなたの話に集中できなくなり、場合によっては悪印象も与えかねません。まずはオンライン面接に臨む上で最適な撮影環境を整えることからはじめましょう。※通信が切れても落ち着いて対処しましょう。面接中に接続が切れても、慌てる必要はありません。電話で不具合が起きてしまったことを企業の担当者に連絡し、その後の指示を仰ぎましょう。部屋の様子が映り込まない白などの落ち着いた色の壁が背景になる場所にカメラの位置をセッティングしましょう。部屋のレイアウト上難しい場合は、私物の映り込みが少ないスッキリした背景になる位置でセッティングを!有線LANにつないだPCで行えれば安心ですが、難しい場合は、Wi-Fiルータの近くなど電波が強い場所で行うことを心がけましょう(フリーWi-Fiは電波が不安定なため避けるのがベターです)。スマートフォンで面接に臨む人は通信データ容量にも気をつけて。多くの通信データ量が必要なため、データ使用量に制限がある人は、できるだけWi-Fiに接続した状態で実施することをおすすめします。カメラが付いていない場合は、USBなどで接続できるWebカメラを用意しましょう。また、声が聞き取りにくい可能性を考慮して、イヤホンを用意するとよいでしょう。面接中に家族やペットが部屋に入ってきたり、別室から声をかけられるなどの失敗談もチラホラ。家族など同居する人がいる場合は、面接があることを事前に伝えておき、静かにしてもらうなどの協力をお願いしておきましょう。カメラに映る背景はスッキリさせる安定した通信環境を整えておくパソコンにカメラやマイクがあるかを確認する実家の場合は家族に声をかけておく撮影環境通信環境CHECK!CHECK!表情を明るく見せるために、照明の真下ではなく顔に影ができにくい位置にカメラをセッティングしましょう。自然光が入る窓を正面にすると全体的に明るく見えます(パソコンのキーボード付近に白い紙を置くと光が反射してさらに明るくみえるのでおすすめです)。反対に窓を背景にすると逆光となり顔全体が暗くなるので避けましょう。顔に影ができないように気をつけてカメラを見下ろすような角度にしてしまうと、顔に影が入りやすくなります。また、面接官を見下ろすように映ってしまいます。カメラの位置はできるだけ自分の顔を下げたり上げたりすることのない位置で調整するようにしましょう。デバイスのカメラ角度にも気をつけて!484

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