神戸国際大学 CAREER GUIDE BOOK 2021
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自己分析PART1ガンバレ就活!アピールすることを決め、3ステップで組み立てるできるだけ具体的に伝え、説得力のある文章に仕上げるアピールするエピソードは複数用意しよう!1つのエピソードだけで、その人を判断するのは困難です。採用担当者はさまざまな質問を投げかけ、あらゆる角度からあなたのことを知ろうとします。説得性を出すためにも、アピールできるエピソードはいくつか準備しておくと良いでしょう。最も自信のあるエピソードを選んだら、3ステップで文章に仕上げていこう!2123質問に対する答え(=結論)を最初に伝える「学生時代に打ち込んだこと」という質問と「強みは何ですか」という質問とでは、結論が違うので注意!エピソードを具体的に伝える「どう取り組んだのか」「どんな結果(成果)が出たのか」などを盛り込む仕事で活かせる能力をアピールする仕事の現場で活かせそうだと思ってもらう居酒屋でのアルバイトに打ち込みました・ アルバイトで、仲間が次々と辞めていく・ 原因は「連絡ミスが多い」「効率が悪く疲れる」など・ 仕事終わりのミーティングを提案(そこで連絡事項の共有、問題があれば議題を出す)・ 飲み会などを開きコミュニケーションを図る ➡ 話す機会が増えたことで、悩みや意見を言い合える環境になった問題が起きたときに、率先して解決に向けて取り組み、問題を解決することができる3 私は居酒屋でのアルバイトに打ち込みました。大学1年生のときから3年間、居酒屋のスタッフとしてアルバイトをしています。働き始めて半年ほど経ってから、仲間が次々と辞めてしまう事態が起こりました。理由を聞いてみると、「連絡のミスが多い」「仕事の効率が悪くて疲れる」「疑問点を誰に聞けば良いのかわからない」といったことが原因でした。 私は、オープン当初から働いていたメンバーとして、お客様への対応に手一杯になり、後に入ってきたメンバーへの配慮ができていないことに気づきました。「これではいけない!」と思い立ち、すぐに残ったメンバーを集めて、一人ひとりの意見を聞いていきました。始めは面倒くさそうに参加していた人も、次第に意見を述べてくれるようになり、みんなで課題を洗い出しました。その結果、「連絡事項や情報を共有する場」と「疑問点を尋ねる時間」が必要だという結論に達し、仕事終わりのミーティングを店長に提案。それが採用され、その結果、「こうすると、作業がスムーズに進む」といった話し合いができるようになり、次第に仲間の不満もなくなっていきました。また、月に1回は飲み会を開き、仲間とのコミュニケーションを図るようにもしています。 これから仕事をする上で、困難な課題が生じても、率先して解決に向けて取り組み、問題を解決していきたいと思います。例)学生時代に打ち込んだことPOINT19

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