神戸国際大学 CAREER GUIDE BOOK 2021
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自己分析をしよう!LESSON.01知っているようで知らない自分のこと。「自分ってどんな人間?」「やりたいことは?」自己分析は、就職活動の第一歩です。自己分析って何?自己分析が必要な理由は2つ早めの自己分析が成功のポイント! 自己分析とは、ズバリ「自分を知る」こと。自分を知らずに、自分に合う仕事や企業を見つけることはできません。「分析しなくても自分のことはよくわかっている」というあなたも、まずは今までの出来事、感じたこと、影響を受けたことなどを振り返り、自分の行動パターンや価値観、考え方、強みなどを整理しましょう。きっとまだ気づいていない自分の魅力が見つかるはず。「自分に向いていることは?」「やりたいことは?」「なぜそう思うの?」など、納得できるまで考え抜き、方向性を見定めていきましょう。 特に、「なぜそう思うの?」という理由を、できるだけ具体的な言葉で明確にすることが大切です。なぜならば、その学生がその企業に必要な人材かを判断する上で、企業側が最も知りたいと思うことの1つが「大切にしている価値観」だからです。 世間ではよく、「あの会社は良い会社」と言ったりしますが、当然ながら、全ての人にとって良い会社など存在しません。学生一人ひとりの容姿や性格、価値観、能力が違うように、会社においてもどれ一つとして同じ会社はありません。同業種、同規模、あるいは同じ会社であっても、部門や職種によってそれぞれの特徴を持っているからです。 何千、何万もある企業の中から、「自分にとって良い会社」を見つけるために必要なのが、自己分析です。自己分析が必要な理由は2つあります。 深く自己分析をするには早めのスタートが肝心です。3年生になったらすぐに始めるようにしましょう。自己分析は、途中で行き詰まったり、やり直しをすることも多くあります。しっかりとした企業選びができるように、早めにスタートすることがポイントです。123■「やりたいこと」「できること」を明確にするため自分の過去の行動パターンや価値観、考え方、強みを知ることで、「やりたいこと」「できること」の発見につながります。それをもとに業界・職種・企業研究を行えば、最終的には説得力のある「志望動機」にも結びつきます。入社後のミスマッチを防ぐためにも、しっかりと自己分析を行いましょう。■ エントリーシート、面接で自分をアピールするため企業は、エントリーシートや面接で「どんな人物なのか」を見ます。自分をアピールするためには、自分自身をよく知り、具体的な強みを説明できなければなりません。自己分析で自分の強みを明確にしましょう。10

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