神戸国際大学 CAREER GUIDE BOOK 2021
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就職活動を成功に導く考え方❶ マイナス思考を捨て去れ!プラス思考が内定へ導く 就職活動のことを考えると、どうしても不安が大きくなってしまうことがあると思います。しかし、過度にマイナス思考になってしまうのは良くありません。就職活動は行動あるのみ。10社、20社と選考を受けても、思うような結果に結びつかないこともあるかと思います。そんなとき、結果が出ないことを嘆くのではなく、企業の求める人物像と自分とのギャップを冷静に分析し、そのギャップが少ない企業との出会いに向けて就職活動を行うようにしましょう。その繰り返しの中で、きっと皆さんに合った企業との出会いが待っています。結果が出ないことを嘆いたり、環境のせいにしたりせず、方向を修正しながら挑戦し続けましょう。座して待つだけの人には、良い出会いはありません。❷ 入社後、いきいきと活躍できるイメージを持てる企業を選ぼう 企業は、将来の成長につながる経営上の重要な課題として、多くの費用と時間と労力を使い、「この人物なら、我が社で活躍してくれる」と確信を持てる学生を探し出そうという、熱い思いで選考活動を行っています。企業が将来の成功をめざしているのと同様、学生のみなさんも、ただ内定を獲得することをめざすのではなく、自分の強みや特性を活かせそうな企業にめぐり会い、入社後にビジネスの現場で活躍できたときこそが、就職活動の成功と捉えましょう。 志望業界への憧れや興味だけでは、実際の選考で通用しません。「自分はなぜ『この企業』に入社したいと思うのか」、「入社できたら『この企業』でどのように貢献できるのか」を自分なりに明確にして選考に臨むこと、それが入社後の活躍や本当の意味での就活成功につながります。❸ 就職活動は成長の場となる 就職活動には、自分自身をしっかり見つめ、自らの責任で決断をしなければならない場面がたくさんあります。また、普段あまり接することのない社会人と会話をする機会も多く、ビジネスマナーも身につけなければなりません。就職活動では、社会人として必要なマナーやコミュニケーション能力を高めていくことができます。 自然体で臨むことは大切ですが、学生言葉や立ち居振る舞いがそのまま通用するわけではありません。社会人にとって、何が常識で、何が非常識か?どのように話せば自らの考えを相手に的確に伝えることができるのか?就職活動を「自らを成長させる機会」と考え、毎日を楽しみましょう。4

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