神戸国際大学 CAREER GUIDE BOOK 2021
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ガンバレ就活!■ 主体的に取り組める人材が求められる 「厳選採用」という方針のもと、「採用基準をクリアしなければ、採用予定人数を満たさなくても良い」という企業が増えています。企業にはさまざまな仕事があるので、さまざまなタイプの人材が求められるのですが、どのような職種であっても、受け身にならずに自ら考え行動する主体的な人材が求められます。■ 自分らしさを貫く姿勢が大切 就職活動では、「とにかく内定が欲しい」という気持ちが強くなり、企業を選ぶのではなく、企業に選ばれたいという意識になりがちです。しかし、本当の自分を出さず、企業が求める人物像に自分を合わせることは、決して内定への近道ではありません。採用のプロである企業の人事は、そのような意識で就職活動をしていることは簡単に見破ってしまうでしょう。 企業側も、自社で活躍できる可能性が高い人材を選ぶことに必死になっています。自分の心から素直に出た言葉と、相手に合わせようとして脚色して出た言葉では、言葉は同じであっても、相手に与える印象は全く違います。就職活動は「自分がしたい仕事を見つける機会」という原点を見失うことなく、自分らしさを貫くことが大切です。就職活動のポイント悩んだら、ため込まずにまわりの人たちに相談しよう。就職活動中は、悩んだり不安になることもあります。そんなときは、1人で考え込まず、家族や友人、キャリアセンター(就職課)のスタッフに相談しましょう。話すことで別の考え方に気づいたり、気持ちが整理できることも多いでしょう。ー 主体的に取り組める人材とは? ー「指示を待つのではなく、自らやるべきことを見つけて積極的に取り組むことができる人」のことです。自らやるべきことを見つける為には、まず自分の立場を客観的に見る必要があります。自分が組織の中でどんな役割を果たすべきか、周囲は自分に何を望んでいるのかを考えることが大事です。ー 同じ失敗は繰り返さない! ーもし、高校、大学、クラブなどの選択において、本当にやりたい選択をしてこなかった人がいるならば、会社選びで同じことを繰り返すのはやめましょう。本当に自分がしたいことは何かを真剣に考え、妥協のない仕事を選びましょう。3

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