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防災救命クラブ(DPLS)の学生が、日本災害医学会総会・学術集会で研究発表を行いました。

2020年2月20日〜22日の3日間、神戸で開催された第25回日本災害医学会総会・学術集会において、本学防災救命クラブ(DPLS:ディプルス)の学生が研究発表を行いました。

日本災害医学会総会・学術集会(The 25th Annual Meeting of Japanese Association for Disaster Medicine)は、阪神・淡路大震災が襲った翌年、日本集団災害医療研究会として第1回が開催され、その後日本集団災害医学会、日本災害医学会と名前を変え、現在では5,000名以上の会員の中、毎年開催されています。

第25回にあたる今回は、「これでいいのか、災害医療!」をテーマに、神戸国際会議場・神戸国際商工会議所・アリストンホテル神戸を会場として3日間開催されました。

本学防災救命クラブ(DPLS:ディプルス)は、神戸商工会議所において、3日間のポスター展示と22日(土)に発表を行いました。「心肺蘇生法講習会に学生応急手当て普及員(インストラクター)が務める影響について」というテーマで、2011年5月から2019年8月までの間、学生応急手当普及員が講師として関わった救急法講習会について発表しました。

地域の方や高齢者施設の介護士、高校生や在学生を対象に実施した講習会を受講した1,000名以上の方を対象としたアンケートから、学生が講師を務めることで得られる効果や課題などを紹介しました。

発表した理学療法学科の3年生男子学生は「今回の発表は、たくさんのアンケートがある中で、対象者の属性をどう分類するかDPLSのメンバーと何度も話し合いました。そして、伝わりやすい、分かりやすいポスターを作るために苦労しました。精一杯準備して迎えましたが、それでも発表の際は緊張してしまいました。
このような大きな学術集会で発表させていただけたのは、非常に良い経験です。沢山の発表や展示を見ましたが、分かりやすいポスターや伝えたいことがはっきりしている発表など、自分たちのプレゼンテーションとの違いを感じることができました。
また、様々な医療従事者の発表では、今まで自分が意識していなかった内容も紹介されており勉強になりました。そして今まで以上に、災害時対応や防災に対して多角的に見られるようになりました。この経験は卒業研究や就職後も続く研究発表でも生かしていきたいです。」とコメントしています。

■リンク
第25回 日本災害医学会総会・学術集会
防災救命クラブ(DPLS)