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中国での新型コロナウイルス感染に対する支援募金を 留学生と学生会が中心に行い、医療備品を武漢同済医院へ発送しました。

神戸国際大学では、武漢や湖北省からの留学生が10名在籍しており、彼らと学生会所属の学生で、2月3日から2月5日の3日間、学内にて募金活動を行い、集まった資金で購入したマスクなど医療備品を武漢にある武漢同済医院へ寄付しました。

2020年1月24日中国におけるコロナウイルス感染症の拡大と移動制限の情報を受け、大学から武漢及び湖北省出身の留学生10名に帰国予定や家族の安否を確認しました。留学生10名とも中国へは帰国しないと返答がありましたが、その際に本学の職員が「武漢や家族のために何かやりたいことはあるか」と尋ねたところ、募金活動したいと数名の声があがりました。
そこから、学内で賛同した学生会所属の日本人学生と共に募金活動実施に至りました。3日間で合計101,905円、人民元50元、香港ドル100元が集まりました。この募金からサージカルマスク2,000枚、医療手袋1,000枚、不織布3層構造マスク1,400枚の救援物資を購入し、2月7日に、武漢にある武漢同済医院へ発送いたしました。

武漢同済医院は、武漢でも有名な総合病院のひとつです。救援物資を受け取る同済医院のリハビリテーション医学科主任医師 郭鉄成(カクテツセイ)教授は、本学のリハビリテーション学部のアドバイザーであり、中国の「中華物理医学与康复雑誌」の編集長も務めています。本学とはリハビリテーション学部 宮本明准教授の紹介で交流が始まりました。本学の協定校の中に武漢科技大学城市学院、武昌理工学院が武漢にあります。大学としても、本学と関わり深い武漢に神戸からの応援を届けたいから募金活動を決定しました。

新型コロナウイルスにより亡くなられた方々に謹んでお悔みを申し上げますとともに、り患された方々の早期回復と一刻も早い感染の収束を心よりお祈り申し上げます。